数字で見るTOKYO SAFETY ACTION【高齢者編】

事故が起こりやすい状況や、事故にあわないための
対策をいっしょに考えてみましょう!

慣れた道でも安全確認!

都内で起こった交通事故の4割以上が高齢者による事故です。
「自宅付近だから」「いつも通っているところだから」大丈夫と思っていませんか?
高齢者の死亡事故の多くは、自宅から500メートル以内の場所で発生しています。
慣れた道でも、必ず安全確認をしましょう。

歩行中は自分の目でしっかり確認!

高齢者の交通事故の5割以上が歩行者です。
「車が止まってくれる」「車は自分に気がついている」と思っていませんか?
自分の命は自分で守るために、自分の目でしっかり安全確認をしましょう!

道路を横断するときは、必ず交通ルールを守りましょう!

高齢歩行者の交通事故の5割以上に違反があります。
横断禁止場所を横断することは、重大事故に直結する危険行為です。
横断禁止の標識があるところは、絶対に横断してはいけません。
遠回りでも必ず、横断歩道か歩道橋を渡りましょう。 

暗くなったら反射材!

高齢歩行者の交通事故が多い時間は16時~22時。
反射材は、車の運転者からは光って見えるので大変目立ちます。
反射材を身に付けて自分の存在を知らせることは、
夕暮れ時から夜間における交通事故防止に効果的です。

夕方・夜間の外出では反射材の活用を!

早朝、夕方・夜間の外出は、ドライバーから早く発見してもらうために、明るい色の服装を心掛け、反射材用品を活用しましょう。日が暮れると、黒っぽい色の服装では周囲の色と同化してしまい、車の運転者から発見されにくくなります。外出するときは白や黄色などの明るい色の服装をしましょう。

反射材は、車の運転者からは光って見えるので大変目立ちます。反射材を身に付けて自分の存在を知らせることは、夕暮れ時から夜間における交通事故防止に効果的です。

身体能力・運動能力低下と事故との関係

高齢者は、加齢や病気によりさまざまな身体機能の低下が起こる傾向にあり、運動機能の低下、視力や聴力の低下が起こると、歩行中の事故が起こりやすくなります。
また、「車が来る前に渡りきれるだろう」などと思い横断を開始しても、動作速度・筋力の低下により、予想以上に時間がかかります。
違反別にみると、横断禁止場所横断での死傷者が目立ちます。近くに横断歩道が見えたら、「そこまで行くのが面倒だな」などと思わずに、横断歩道で横断するという基本的なルールをしっかり守りましょう。

<歩行中の事故を防ぐには>

  • 交通ルールを守る!
  • 無理な横断は禁止、必ず横断歩道を利用しましょう
  • 道路を渡るときは周囲に車がいないか止まって確認しましょう

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