数字で見るTOKYO SAFETY ACTION【二輪車編】

事故が起こりやすい状況や、事故にあわないための
対策をいっしょに考えてみましょう!

都内の交通死亡事故は約1/4が二輪車の事故

2021年中の都内の交通事故による死者数は133人(前年比-22人)で、
そのうち二輪車(原動機付自転車を含む)乗車中の交通事故死者数は35人、
全体の26.3%でした。全国平均の17.6パーセントよりも高い割合です。

慣れた道こそ油断大敵!

2021年は、二輪車の交通死亡事故のうち、通行目的では
通勤時(出勤と退勤の合計)の事故が
全体の51.5パーセントとなっています。
時間にゆとりを持ち、速度を抑え、安全確認を徹底しましょう。

もしものために頭部、胸部、腹部を守ろう!

事故により最悪の結果を招く原因となる致命傷部位は、
頭部、胸部、腹部で大部分を占めています。
2021年中に発生した二輪車乗車中の死亡事故の37.1パーセントで、
事故時にヘルメットが脱落していました。

胸部プロテクター着けていますか?

2021年の着用率は8.6パーセントで、前回調査と比較して
0.2パーセントの微増となりましたが、
ライダーの9人に1人以下とまだまだ低い結果となりました。
胸部プロテクターを着けない理由として最も多かった回答は
「着用が面倒」でした。(41.3パーセント)
胸部プロテクターとヘルメットは命を守るための大切な装備。
必ず着用しましょうね!

あなたの装備は大丈夫ですか?ヘルメットのあごひもについて

2021年に実施した調査では、ヘルメットのあごひもについて「ゆるく結束」や「結束なし」の不適正な人の割合が27.6パーセントもありました。せっかくヘルメットをかぶっていても、あごひもをきちんと結束していなければ、事故の衝撃でヘルメットが脱落してしまい、意味がありません。また、過去3年では、二輪車乗車中事故の死者のうち34.8パーセントでヘルメットが脱落しています。ライダーにとってヘルメットのあごひもは命綱!指が1本入る程度にきちんと締めましょう。

胸部プロテクターを着けましょう

四輪車と異なり、二輪車はライダー自身を守る装備が必要です。
頭部に次いで多い致命傷部位は胸・腹部となっています。現在は簡単に装着できるタイプや手頃な価格のものなど様々なタイプの胸部プロテクターがあります。装備を整えて安全にバイクを楽しみましょう!

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